Thinking Note No.11

Thinking NoteNo.11

画像処理関係のディープラーニング技術

(1)物体検出:画像の中から物体の種類(クラス)と位置を検出します。複数の種類、複数のオブジェクトを同時に検出する事ができます。
(2)セマンティック・セグメンテーション:全画像を画素単位でクラスに分類します。出力は、クラス毎の色で塗りつぶした画像になります。従って、同一クラスの複数の物体を個別に検出する事は行いません。
(3)インスタント・セグメンテーション:画像から個々の物体の種類と形状を検出します。複数の物体が同じクラスであっても、個別に形状を検出する事が可能です。
(4)パノプティック・セグメンテーション:全画像を画素単位でクラスに分類し、さらに数えられる物体に関しては個別に形状を認識します。すなわち、空や道路などの背景をセマンティックセグメンテーションで検出し、人や車などをインスタント・セグメンテーションで個別に認識する事ができます。
(5)人物姿勢推定:画像から、人の手や肘などの関節位置を検出する事で、人間の姿勢を姿勢を推定します。